ブログ|株式会社飛建興業

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第10回運送業雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社飛建興業、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~運送ドライバーの1日とサポート体制~

「運転が好きだけど、仕事としてやっていけるかな…?」そんな不安を抱く未経験の方へ。私たちの1日の流れと、研修・サポートの実際を公開します。働きやすさは“制度”と“現場の空気”で決まります。


1日の流れ(中型・地場配送の例)🕘➡️🕕

06:30 出社・点呼
breathalyzer/健康状態確認→当日のルートと注意点を共有

07:00 積み込み
伝票・ハンディ端末と照合/荷姿に応じた固定・ラベル確認

08:00 出発
安全第一。急ぎの荷物は到着予告📱

午前配達(2–4件)
現場ルールに従い受け渡し→完了報告📸

12:00 休憩
無理せずしっかり休む。休憩は“義務”です🍱

午後配達(3–5件)
時間指定・逆走回避のため臨機応変にルート微調整

16:30 帰庫・片付け
持ち戻り処理/翌便の確認

17:00 日報・終礼
KPI共有とヒヤリハットの振り返り→退勤


研修の流れ:3ステップで“安全・品質・効率”を身につける 🎓🚦

  1. 座学(1–2日)
     会社ルール/安全運転/荷扱い基礎/接客の型

  2. 同乗(2週間目安)
     先輩の横で積付け・ルート・受け渡しを体感

  3. 単独運行+定期同行
     デビュー後も月1回のレビューで運転・接客をフィードバック

ポイント

  • ハンディ端末の操作練習は実機で反復

  • 苦手はチェックリスト化して再発防止

  • 事故・破損は“責めずに仕組み改善”が原則


安心して働ける仕組み 🛡️💙

  • 固定ルート+予備枠で過負荷を抑制

  • 5分遅延の即連絡でトラブルを予防

  • 車両整備は専任チーム:ドライバーは運転に集中

  • 音声メモ→自動記録で報告の手間を軽減

  • 休憩ガイドライン遵守(無理はしない!)


キャリアパスと評価 🌱📈

  • ドライバー → リーダー → 配車/教育 → 所長候補

  • 評価は遅配率・破損率・CSコメント・チーム貢献で総合判断

  • 表彰制度・資格取得支援(中型/フォークリフト等)🎖️


よくある質問(FAQ)❓💬

Q. 未経験でも応募できますか?
A. もちろんOK。普通免許(AT可)の部門もあります。

Q. 体力に自信がないけど大丈夫?
A. 荷姿やコースに合わせて無理のない運用を組みます。台車・昇降機も活用。

Q. 残業は多い?
A. 繁忙期は増えますが、前日アサインの調整増車で平準化します。


あなたの“丁寧さ”が価値になる 🌟

運送の仕事は、荷物だけでなく信頼を運ぶ仕事。未経験でも、挨拶・確認・安全運転ができれば大歓迎です。

 

株式会社飛建興業では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

詳しくはこちら!

 

第9回運送業雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社飛建興業、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~顧客満足を生む配送品質~

「時間どおりに届く」は当たり前。これからの運送業に求められるのは、**“届くまでの体験”**まで含めた品質です。この記事では、現場の再現性を高め、クレームを予防し、荷主さま・受取人さま双方の満足度を上げるための実践ポイントをまとめました。


1|到着前の“安心”を届ける:通知と可視化 📱🔔

  • 出発・到着予定の自動通知で「いつ来るの?」を先回り解消

  • 地図リンク付きSMS/メールで場所間違いを削減

  • 不在時は写真付き持ち戻り報告で荷主と現場の判断を早く

ひとことTIP:通知は「予定+猶予」を明記(例:13:00–13:30到着予定)。受け手の準備行動が変わります。


2|破損ゼロのカギ:積み付けと固定の標準化 🧱🧰

  • 荷姿別の固定方法マニュアル(段ボール/家具/精密機器など)

  • ラベル統一(天地無用・割れ物・積段数・向き)で判断を即時化

  • バースでの最終チェック表で積載状態を“見える化”

チェック例

  • 隙間の緩衝材充填

  • 重い物は下・軽い物は上

  • ラッシング/ベルトの本数と張力確認


3|時間厳守の裏側:ルート設計と現場裁量 🗺️⏱️

  • AI/地場知見のハイブリッド配車:地図上は最短でも、現場は違う

  • “5分の遅れ連絡”ルールで信頼を守る

  • 置き配・車上受け渡し・時間帯指定など受け手選択肢の拡充

ひとことTIP:高頻度エリアは“固定ルート+自由枠”で波動に強い運用に。


4|問い合わせを減らす:現場発の情報整備 ✍️📸

  • 受け渡し後は完了写真+電子サインを即共有

  • FAQテンプレ(納品先ゲートの場所、駐車枠、担当者内線 等)を荷主と共同更新

  • ドライバーは音声メモ→自動文字起こしでナレッジ蓄積


5|“もしも”に強い:事故・クレームの一次対応 🧯📞

  • 初動30分プロトコル:報告→事実確認→仮説→一次説明

  • 補償と代替配送の判断権限を現場に付与(小口は即時再配)

  • 事案は**KPT(良かった/課題/次回)**で翌朝までに共有


6|品質は仕組みで守る:教育と評価 🎓📊

  • 同乗研修→単独運行→定期同行レビューの三段階

  • KPIは“遅配率・破損率・再配率・CSコメント”を月次で公開

  • 表彰は現場単位でチーム戦に


お声がけ 🙌

品質は、ドライバー個人の頑張りではなく仕組みで安定させる時代です。
「通知・積付け・ルート・情報・初動・教育」の6点を整えるだけで、クレームを予防し、リピートを増やせます。

ご相談はお気軽に!

 

 

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第8回運送業雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社飛建興業、更新担当の中西です。

 

 


今回のテーマは、運送業にとって最も重要な課題の一つである「安全対策」についてです。

運送業では、道路を利用する以上、常に事故やトラブルのリスクがつきものです。そのため、運転手の安全確保はもちろん、荷物の品質や安全も守る体制づくりが欠かせません。

この講座では、人・車両・荷物それぞれの視点から、安全確保のためにどんな取り組みがなされているのかを詳しくご紹介します!


1. 運転手の安全確保

 

■ 定期的な健康診断と体調管理

長距離・長時間の運転は、身体への負担が大きくなりがちです。
そのため、多くの運送会社では以下のような健康管理を徹底しています。

  • 年1~2回の定期健康診断(血圧・視力・心電図など)

  • 点呼時のアルコールチェックと体調確認

  • 睡眠時間の確保を促す運行スケジュールの工夫

ドライバーの体調不良による事故を未然に防ぐには、**「出発前のチェック体制」**が何よりも大切です。

■ 安全運転教育と研修の実施

初心者・ベテランドライバー問わず、安全運転に関する教育を定期的に実施しています。

  • 危険予測訓練(ヒヤリ・ハット事例をもとに対応力を育成)

  • ドライブレコーダーを活用した運転内容の振り返り

  • 悪天候時や夜間運転時の特別講習

交通事故を「起こさない」だけでなく、**「回避する力」**を高めることが目的です。

■ デジタルタコグラフと運行管理

タコグラフは、車両の速度、走行距離、運転・休憩時間などを自動で記録する装置です。

  • 走行記録を基に、安全運転を評価・指導

  • 過剰な長時間運転を未然に防止

  • 業務改善にも役立つ分析データの取得が可能

「見える化」された運転履歴は、会社全体の安全文化の醸成にもつながっています。


2. 荷物の安全管理

 

■ 荷物の品質を守る温度管理システム

食品・医薬品・化学製品など、温度管理が必要な荷物には特別な対策が施されています。

  • 冷凍・冷蔵車両の温度自動調整機能

  • 荷室内の温度をリアルタイムで監視・記録

  • 輸送中の異常(温度変化)をスマホやモニターで通知

特に医療用輸送では、**“1℃の誤差も許されない”**ケースも。高精度な温度管理が信頼につながります。

■ 衝撃や振動を防ぐ梱包技術

輸送中の揺れや衝撃から荷物を守るため、以下のような梱包・固定対策が取られています。

  • 緩衝材やストラップによる荷物の固定

  • パレット積載による荷崩れ防止

  • トラック内の仕切りや吸収マットの活用

また、荷積み・荷下ろしのマニュアル化や、フォークリフト研修の徹底などにより、作業時の荷物破損リスクも大幅に減少しています。


3. 車両と設備面での安全強化

 

  • バックカメラや死角モニターの導入
     → 視界の悪いトラックの安全確認に貢献

  • 自動ブレーキ・車線逸脱防止支援システム
     → 万が一の操作ミスにも備える先進技術

  • 定期点検・法定整備の厳守
     → 故障や事故を防ぐ予防整備の徹底

技術の進化によって、「人の技術×機械の支援」で安全性はますます向上しています。


4. 安全意識を高める職場づくり

安全対策は設備やルールだけでは成り立ちません。
“一人ひとりの意識”を育てる職場づくりも重要です。

  • 朝礼・終礼での安全ミーティング

  • 安全運転者の表彰制度

  • 事故・トラブルの情報共有と改善会議

「自分だけでなく、仲間と荷物を守る」という意識が、安全文化の根幹です。


まとめ:安全対策は運送業の“信頼”の原点

 

運送業にとって、安全は何よりも優先すべき使命です。
ドライバーの健康と命を守ること、そして大切な荷物を無事に届けること。
それが、企業の信用、社会からの信頼につながります。

✅ 定期的な健康管理と安全教育
✅ タコグラフや先進機器を活用した運行管理
✅ 温度・衝撃・振動への細やかな配慮
✅ 安全意識を高める組織づくり

これらすべてが、運送業の「品質」を支えているのです。

 

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岐阜営業所での大型、中型トラックドライバー2名募集!

岐阜営業所勤務のドライバー募集です。

大型トラックのお仕事は某大手運送会社様の横持ち、運行業務になります。

勤務日数は月平均22日で休日は弊社の勤務表によります。

勤務時間は18時から5時で実労働8時間と23時から9時で実労働8時間です。

給与は30万円から35万円です。

 

中型トラックのお仕事は某大手運送会社様の横持ち業務になります。

勤務日数は月平均24日で毎週日曜日と他は弊社の勤務表によります。

勤務時間は4時から14時で実労働8時間です。

給与は29万円から33万円です。

 

どちらの業務もカゴ台車での積み降ろしですので手積み、手降ろしはありません。

詳しくは電話、面接時にお話しいたします。

第7回運送業雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社飛建興業、更新担当の中西です。

 


第7回目の運送業雑学講座では、「運送業の効率化」にスポットを当てます。

現在、物流業界ではECの急増や人手不足、燃料価格の高騰といった課題が山積しています。こうした中で、**「いかに効率よく荷物を運び、かつコストを抑えるか」**はすべての運送会社にとって重要なテーマとなっています。

今回は、運送業における効率化の具体的なポイントと、実際の現場で行われている取り組みについて詳しくご紹介します!


■ なぜ今「効率化」が求められるのか?

  • 人手不足への対応:ドライバーの高齢化や若手人材の減少により、限られた人員でより多くの業務をこなす必要があります。

  • コスト高の影響:燃料費・人件費・保険料などが上昇する中、利益を確保するには無駄な時間やルートを減らすことが不可欠です。

  • 顧客ニーズの多様化:即日配送や時間指定配送など、サービスの質を維持しながら効率も求められています。

そのため、業界全体が“効率化”に本気で取り組む時代に突入しているのです。


■ 効率化のための具体的なポイント

1. ルート最適化

最短ルート=最速とは限りません。
交通量・信号の多さ・時間帯などの要素をAIや専用のルート最適化ソフトで計算し、**「実際に最も効率的なルート」**を導き出すのが現代のやり方です。

✦ 効果:配送時間短縮・燃料費削減・ドライバーの負担軽減

2. 積載効率の向上

「どれだけ効率よく積むか」は、運送業における重要スキルです。
荷物の形状や重さ、納品順を考慮しながら最適な積載方法を設計。最近では、3D積載シミュレーションツールなども活用されています。

✦ 効果:輸送回数の削減・CO₂排出量の削減・荷崩れ防止

3. 共同配送の活用

複数の荷主の荷物を1台のトラックで運ぶことで、積載率を高めつつ配送効率をアップする「共同配送」。
競合ではなく“協業”することで、中小運送業者でも無理なく広域エリアへ対応可能になります。

✦ 効果:走行距離・コストの削減、業務分担の合理化


■ 現場での効率化の取り組み事例

▶ デジタルツールの活用

  • GPSによる車両のリアルタイム追跡

  • ドライバーと事務所のスムーズな連携アプリ

  • 配達状況の可視化によって、再配達やトラブル対応が迅速に

これにより、配送全体の進行状況が「見える化」され、管理者もお客様も安心して対応できます。

▶ 車両メンテナンスと管理の徹底

  • 燃費が落ちないよう、エンジン・タイヤ・オイル管理を定期的にチェック

  • 故障リスクを減らし、無駄な修理費や代車手配の手間をカット

  • 環境基準に適合したエコカーの導入も増えています。


■ 効率化が生むメリットとは?

運送業の効率化は、ただの“コスト削減”にとどまりません。

  • ドライバーの負担軽減と働きやすさ向上

  • 納品精度や顧客満足度の向上

  • CO₂削減など、環境対応の一環としての評価アップ

つまり、効率化は企業の持続可能な成長や、社会からの信頼を得るための重要な要素でもあるのです。


■ 今後の展望:さらに進化する物流現場

今後、運送業界ではさらに以下のような動きが予想されます:

  • 自動運転車の導入と実証実験

  • 無人倉庫・自動積み降ろしロボットの導入

  • データ連携による全配送網の最適化(物流DX)

テクノロジーを駆使しつつ、人とシステムが共存する運送業の未来が、すでに動き出しています。


まとめ:運送業の効率化は、未来の競争力を生む鍵

運送業の効率化は、
✔ コスト削減
✔ スピード向上
✔ 顧客満足度アップ
✔ 環境への配慮
✔ 働きやすさの向上

といった多くのメリットをもたらします。

一つひとつの工夫や改善が、物流全体のレベルアップと社会貢献につながっていく。そんな視点で、今後の運送業の取り組みに注目してみてください。


 

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第6回運送業雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社飛建興業、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~取り扱い~

ということで、輸送物の種類別の注意点と、現場で実践できる取り扱いの基本ルールについて詳しく解説します。

 

運送業において、最も基本でありながら最も重要なのが「輸送物の正しい取り扱い」です。丁寧に扱っているつもりでも、少しの油断で破損や汚損、誤配送などのトラブルが発生し、会社の信頼に大きな傷がつく可能性があります。


◆ なぜ「取り扱い」が重要なのか?

  • 荷物の状態はそのまま「企業の品質」と見なされる

  • クレームや賠償につながるトラブルの大半は「ヒューマンエラー」

  • 1件の損傷が長期契約の打ち切りや信用失墜につながる

つまり、「無事故・無破損」で届けることが、プロの運送業の絶対条件です。


◆ 荷物の種類別 取り扱いのポイント

◎ 精密機器・電子部品

  • 振動・衝撃・温度に弱いため、2重緩衝・固定が基本

  • 積み下ろしは手作業でゆっくりと

  • 荷崩れ防止の「すべり止めマット」使用が推奨される

◎ 冷凍・冷蔵食品

  • 保冷車の庫内温度管理を配送中も定期チェック

  • 荷下ろし後はすぐに所定の保管場所へ

  • 時間・温度管理が記録されていることが多く、ログ保持が重要

◎ ガラス・陶器・美術品

  • 「われもの注意」「上積み厳禁」の表示とともに水平固定

  • 走行中の振動を想定し、サスペンションの確認も行う

  • 梱包材の強度と密着度合いに注意

◎ 建築資材・重量物

  • 重量バランスに配慮し、偏重積載を避ける

  • フォークリフト操作時には角当て・スリップ防止具を使用

  • 固定ベルトは摩耗・破損チェックを出発前に


◆ 輸送時のトラブルとその予防策

トラブル事例 原因 予防策
配送中の破損 積み方不良・固定不足 荷役マニュアルの徹底、事前の積載訓練
荷物の取り違え ラベル確認不足 ダブルチェック体制、積み込み前の点呼
誤配送・遅延 指示書確認不足 ナビ設定+手書き控えの併用、進行ルート再確認
荷崩れによる二次破損 急ブレーキ・旋回による不安定荷重 ストレッチフィルム・固定具の徹底使用

◆ 安全な取り扱いのための社内ルール構築

  1. 荷物別マニュアルの作成
    – 写真付きで、積み方・降ろし方・固定方法を明示。

  2. 定期研修・新人教育の徹底
    – 模擬積載訓練、破損事例の共有を実施。

  3. 点呼時チェックリスト導入
    – 積載状況・固定具・ラベル・配送先の再確認。

  4. 荷主との連携体制
    – 引き渡し時の状態チェック・報告体制を整備。


◆ 荷物の扱いが信頼を作る

運送業は「荷物を届ける」だけでなく、「荷主の信用を一緒に運んでいる」仕事です。その信頼は、日々の小さな配慮と丁寧な荷扱いによって築かれます。

荷物一つ一つに「届け先の人の期待」が詰まっているという意識を持ち、安全・正確・丁寧な作業を習慣にしましょう。それが、選ばれる運送会社への第一歩です。

 

 

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第5回運送業雑学講座

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さて今回は

~保険~

ということで、運送業に必要な保険の種類と、それぞれのポイントについて体系的に解説します♪

 

運送業は、常に「車両」「貨物」「人」「取引先」と関わる複雑な業務体系の中で、多くのリスクを抱えています。万が一の事故やトラブル時、その損害は1件あたり数百万円から、場合によっては1億円を超えるケースも。そこで不可欠なのが「保険によるリスク分散」です。


◆ 運送業に必須の保険4分類

1. 自動車保険(事業用・営業ナンバー車両)

  • 対人・対物・搭乗者・車両の損害をカバーする基本保険。

  • 事故頻度の高い業種のため、保険料は割高傾向。

  • フリート契約(車両5台以上)で保険料の一括管理が可能。

2. 貨物賠償責任保険

  • 運送中の荷物の破損・紛失・盗難などによる損害賠償リスクに対応。

  • 積荷の性質(精密機器・食品・美術品など)に応じた補償が必要。

  • 荷主との契約内容に保険加入が義務付けられている場合も多い。

3. 運送業者賠償責任保険

  • 誤配・誤納・遅配・積み下ろし時の事故など、業務遂行中のミスに対する損害補償。

  • 荷主との信頼関係維持に直結するリスク対策。

  • 小規模でも加入を検討すべき「信用保険」とも言える。

4. 労災上乗せ保険・業務災害補償保険

  • ドライバーや倉庫作業員が業務中に事故や病気になった場合の補償を充実化。

  • 法定の労災だけではカバーできない「休業補償」や「死亡保険金」を追加。

  • 離職防止・採用時の信頼感向上にもつながる。


◆ 加入時のチェックポイント

  1. 保険の対象と補償範囲を明確に
    – 車両単位なのか、ドライバー個人なのか、積荷全体か。

  2. 補償額と免責金額のバランス
    – 補償額が低すぎると、事故後に自腹で賠償することも。
    – 免責(自己負担)設定で保険料を調整することも可能。

  3. 業種・取引内容に合った保険設計
    – 冷凍・冷蔵輸送、医薬品配送、建設資材運搬などの特約設定も必要。


◆ 実際のトラブル事例と保険の効力

  • 事例1:高速道路上で多重事故を起こし、積荷が全損 → 車両保険+貨物保険で全額補償

  • 事例2:誤納品で取引先に損害が発生 → 運送賠償保険で示談解決

  • 事例3:新人ドライバーが積み下ろし中に腰を負傷 → 労災上乗せ保険で休業中の所得補填

保険加入がなければ、すべて会社の「持ち出し」となり、経営が傾く事例も少なくありません。


運送業にとって保険は、「事故後に備える」ためだけでなく、「企業としての信頼と継続性を守る」ための戦略です。車両保険・貨物保険・賠償責任保険・労災補償と、全体のバランスを見て必要な補償を整えることが、結果的に経営安定へとつながります。

保険はコストではなく「経営の守りの投資」と捉え、定期的な見直しと組み合わせ設計を心がけましょう。

 

 

 

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第4回運送業雑学講座

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さて今回は

~受け取り確認~

ということで、運送完了確認手法体系解説し、その背景導入メリット掘ります♪

 

運送業界では「運送完了したこと=荷物確実届けこと」証明する仕組み非常重要です。配送追跡高め、トラブル未然防ぐためも、「受け取り確認(配送完了確認)」年々多様化・高度化ています。


1. 受け取り確認目的

  • 配送ミス紛失防止

  • 顧客満足向上

  • 証拠として役割(トラブル対応・保全)

  • 運送業者信用維持業務透明確保


2. 受け取り確認方法

手書きサイン・印鑑による確認(伝統手法)

特徴

  • 受取伝票受領証署名・押印する方式

  • ベース管理主流

メリット

  • 証明ある

  • 高齢法人取引でも信頼高い

デメリット

  • 紛失リスク

  • 情報デジタル不向き


ハンディ端末(PDA)・スマによるデジタルサイン

特徴

  • 荷物バーコード読み取り、画面受領サイン記録

  • リアルタイムデータクラウド送信

メリット

  • 管理容易

  • 荷物追跡即時可能

  • システム連携分析・改善活用できる

デメリット

  • サイン拒否代替対応必要


写真撮影による受け取り証明

特徴

  • 対面受け取り時に、荷物設置写真撮影記録

メリット

  • 受取不在でも証拠残る

  • クレーム対応効果

デメリット

  • プライバシー配慮必要

  • 悪意あるすり替えリスク


QRコード/ワンタイムコード確認

特徴

  • 荷主受取発行コードスキャン完了確認

メリット

  • 精度本人確認

  • 価値商品機密荷物向く

デメリット

  • コード紛失・忘却

  • 操作ていない受取フォロー必要


ボイスレコーディング録音付き確認(特殊事例)

特徴

  • 本人音声受け取り証明する方法(主に医療・機密輸送導入)

メリット

  • 紛争証拠高い

デメリット

  • 守秘義務・個人情報保護バランス必要


3. 現場導入ポイント注意

  • 現場スタッフ教育

  • 異常対応フロー(拒否・不在・トラブル発生時)

  • 記録保持期間明示

  • 顧客事前説明・同意取得


4. 今後展望:AIIoT活用

  • 自動画像認識による受領判定

  • ブロックチェーン受領記録保全

  • 認証連動した個人確認

これら特に、価値商品輸送グローバル物流において今後重要性高まります。


運送完了の「証拠」は、物流信頼基盤支える最前線です。現場方法選びつつ、顧客満足・整合・効率要素意識した運用求めます。

 

 

 

 

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第3回運送業雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社飛建興業、更新担当の中西です。

 

さて今回は

重量制限

ということで、配送重量制限基本から具体数値、現場注意までしく解説ます♪

 

運送業界では、荷物さや形状とともに「重量制限」非常重要要素として位置づけています。適正重量管理は、安全運行・法令遵守・車両保全・ドライバー労働環境保護といった多方面影響ます。


1. 配送重量制限は?

重量制限は、「車両積載できる荷物最大重量」こと指し、車種・積載構造・道路など定めています。

制限要素

  • 車両最大積載

  • 道路による橋梁道路重量制限

  • 積載方法による荷重防止


2. 車両積載重量基準(代表例)

車種 最大積載目安 用途
貨物 350kg 小型荷物・配送
1tトラック 1,000kg 一般商業輸送
2tトラック 2,000kg コンビニ配送・家具運搬など
4tトラック 4,000kg 地場・中距離輸送
10t大型 10,000kg 大量一括輸送・長距離輸送

検証記載いる「最大積載量」正式上限なります。


3. 法令上の重量制限

道路交通

  • 最大積載超過=過積載違反

  • 制限超える罰則(違反点数、反則金、事業停止等)

道路

  • 車軸重量、荷重、橋梁制限などあり、道路保護ため厳格管理


4. 過積載引き起こすリスク

安全リスク

  • 制動距離増加

  • ハンドリング不良による事故

  • タイヤバースト車軸破損

的・事業リスク

  • 監査による行政処分(輸送停止・車両使用停止)

  • 保険支払い拒否

  • 取引から信頼喪失


5. 実務における重量管理ポイント

荷主・配車担当注意

  • 事前荷物重量確認

  • 便・分納便検討

  • 配送ルート車種選定

ドライバー対応

  • 出発点検積載確認

  • 怪しい場合現場計量要請

  • 配送ミス注意(ならないよう調整)


6. 重量管理進化

  • 車載スケール連動運行管理システム

  • 積載オーバー自動警告機能

  • 荷物重量推定積載計画最適化


運送業者にとって、配送重量管理は「事故防止」だけなく「事業継続性」直結する重要管理項目です。
法令順守徹底とともに、現場感覚ない“数値安全”実現が、今後物流現場となります。

 

 

 

 

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第2回運送業雑学講座

皆さんこんにちは!

 

株式会社飛建興業、更新担当の中西です。

 

 

さて、本日は第2回運送業雑学講座!

今回は、運送の種類と特徴についてです。

 

 

 

運送の種類と特徴~さまざまなサービスとその使い分け

 

運送業にはさまざまな種類やサービスがあり、配送するモノや目的地に応じて使い分けが行われています。

この回では、運送の代表的な種類(小口配送、大口配送、定期便、スポット便など)について詳しく説明し、それぞれの特徴やメリット、活用方法について解説します。

利用目的や業種に合わせて最適なサービスを選ぶための参考になります。

 

 

 

小口配送

 

比較的小さな荷物を複数の荷主から集め、効率的に配送する方法です。

個人宅配やECサイトの配送などでよく利用され、送料を抑えつつ効率的に配送できる点が魅力です。

 

 

 

大口配送

 

大型の荷物や多数の荷物をまとめて配送する方法で、工場や倉庫からの一括出荷、建設資材などの運搬に適しています。

費用対効果が高く、専用トラックを使用する場合もあります。

 

 

 

定期便とスポット便

 

定期便

 

特定の場所や顧客に対して定期的に配送するサービスで、企業間取引で定期的な納品が必要な場合に適しています。

スケジュールが決まっているため、安定的な配送が行える点がメリットです。

 

 

 

スポット便

 

必要なときに必要な分だけ配送するサービスで、急な配送依頼や不定期な配送にも対応します。

イベントや季節商品など、タイミングによって荷物の量が変動する場合に役立ちます。

 

 

 

以上、第2回運送業雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

 

 

 

 

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